こころの自己治癒力を高めましょう

お子さんに学校に行きたくないといわれたら、なにがあったんだろうと心配になりますし、これからどうなってしまうんだろうかと不安にもなりますよね。
この時、お母さんが不安になったり、イライラしたりするとその気持ちがお子さんに伝わって、お子さんの気持ちがさらに不安定になってしまいます。
こんな時は、お母さんがこころの自己治癒力を高めることが大切です。こころの自己治癒力が高まるとお子さんの気持ちに寄り添い、お子さんが安心できる基地を与えることができるようになります。するとお子さんが少しずつ意欲的に行動できるように変化していくのです。では、こころの自己治癒力を高めるためにはどうすればよいのでしょうか。

自分の気持ちに向き合ってみましょう

まず、自分自身の気持ちに向き合ってみましょう。
心配や不安を感じたときに、「そんなこと思っている場合じゃない」とか、「もっと私がしっかりしなければ」などと思って頑張っていませんか?
それなのになぜか不安が増して「どうしてうちの子は・・・」とイライラして、ついお子さんに当たってしまったり、「なんで私はいつもこうなんだろう」などど考えて自己嫌悪に陥ったりとどんどん悪循環にはまってしまうかもしれません。不安を振り払おうとすればするほど逆効果、こころの自己治癒力は下がってしまうのです。

そんな時はお母さんご自身の「心配だ~」とか、「不安だ~」という気持ちをそのまま認めてみましょう。
「あ~私は今、不安なんだな」「そりゃぁ、心配になるよね」って。どうしてなんだろうと考える必要はありません。自分の気持ちを無視せずに、受け入れていくことで、自然と心配な気持ち、不安な気持ちが収まってきます。気持ちに余裕がもてるようになり、自分自身にも優しい気持ちになれます。するとこころの自己治癒力が高まり、徐々に自己肯定感も高まっていくのです。

自分の感情を表現してみましょう

また、ストレスや不安を発散するために、ご自身の感情を表現してみましょう。気持ちを書き出す、絵を描く、音楽を聴くなど、ご自身の好きな方法を試してみましょう。ドライブに出かけたり、近所を散歩して季節の草花に目を向けるのもいいですね。気持ちがリラックスすると、副交感神経が優位になり血流がよくなるので体全体の調子が整ってきますし、自分自身を癒す時間を作ることで、こころのバランスも整ってきます。すると、自然とこころの自己治癒力も高まってくるのです。

お子さんといっしょに楽しい時間を過ごしましょう

お子さんとのコミュニケーションが大切というと、そのコミュニケーションが取れなくて困っているんだ!という声が聞こえてきそうですね。お子さんが学校に行きたくない理由を聞きだしたり、何とか行かせようとあれこれ手を考えるのではなく、お子さんんが行きたくないという気持ちをそのまま受け止めてあげましょう。「学校へ行きたくないって思っているんだね」とお子さんの気持ちを伝え返してあげるだけでもよいのです。お子さんの気持ちに寄り添うことで、お子さんは、安心して過ごせるようになります。
お子さんといっしょに、テレビを見たり、遊びに出かけるなど、お子さんが興味を持つことをいっしょにするのもお勧めです。いっしょに笑って楽しい時間を共有できると、お母さん自身が気分良く過ごせるようになるだけでなく、お子さんもの気持ちも安定してきます。

こころの自己治癒力が高まると・・・

お母さんがこころの自己治癒力を高めることで気持ちに余裕をもってお子さんに接することができるようになるとお子さんは今のままでもお母さんに認めてもらえる、このままの自分でもいいんだと感じるようになります。
すると、少しずつ自分に自信が持てるようになってくるので新たなことに挑戦する意欲も出てきます。

お子さんを何とかしようと躍起になるのではなく、お母さんご自身が、自分の本当の気持ちに耳を傾けてこころとからだのバランスを整えることでお子さんのこころの自己治癒力も少しずつ高まっていきます。

そうは言っても、子供のことになると頭がいっぱいになって・・・とか、そんな余裕持てないよ!っという方は、そんな気持ちを吐き出しながら、いっしょに考えてみませんか?