みなさん、こんにちは
魂がよろこぶ こころの自己治癒力を高めるカウンセラーの とみ です。
本日も読んでくださりありがとうございます。

今日は、アダルトチルドレンにありがちな、頑張り過ぎる人が陥りやすい「弱音なんて吐いていられない」について話してみようと思います。

■弱音なんて吐いてはいられない?

みなさんは、「弱音を吐いてはいけない!」って思っていませんか?

日々、いろんなことに追われて生活していると、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、どうして1日は24時間なの?時間が足りない!って思っている人、意外と多いのではないでしょうか。

かくいう私も、いつも「やらなければ・・・」に追われ、責めたてられ、押しつぶされそうになりながら、それでもなんとか頑張らなければと自分自身に鞭打って過ごしていました。

そして、「辛くない人間なんていない。だから、私も弱音なんて吐いてはいられない。」って思っていたんですね。

でも、辛い気持ちを無視して、弱音を吐かずに頑張り続けることで、辛い気持ちはどんどん膨れ上がり、その気持ちを抑えるのに更にエネルギーが必要になります。

結局、どんどんこころが疲弊して、感情を抑えられなくなって爆発してしまい、更にそんな自分を責めるというこころの悪循環にはまってしまいます。

こんなことを繰り返していると、うつ病などのこころの病になってしまう人もいます。

■なんで弱音は吐いちゃいけないの?

そもそもなんで弱音を吐いてはいけないと思っているのでしょうか。

弱音を吐くということは、ネガティブな感情を表現するということです。

ネガティブな感情は、周りに伝染しやすいので、弱音を吐くのはダメなこと、悪いこと、周りの人を不快にさせることと思っている人が多いですし、そうすることで嫌われるという思いを持っている人もいます。

「弱音なんて吐いたところで何も解決しない」、という考え方もあります。

■弱音を吐くことのメリット

確かに弱音を吐いても何も解決しないかもしれません。

しかし、弱音を吐くことはこころの健康のためにとても有益なことです。

弱音を吐くことは、自分の感情や思いを素直に表現する方法の一つです。

弱音を吐くことで、自分自身が、どのような感情なのかを理解することができます。

弱音を吐く勇気を持つことで、自分の感情を認識し、心の負担を軽減することができます。

弱音を吐くことで、こころの自己治癒力を高めることもできます。

※こころの自己治癒力とは
不安や焦りといったネガティブな状態になっても、その状態からすぐに抜け出せ、自ら復活できる力です。

弱音を吐くことは、甘えや弱さではなく、自己表現の一つと考えてみましょう。

もちろんいつでもどこでもやたらめったら弱音を吐くというわけにはいきません。

ですから、あなたが信頼できる人、自然に弱音を吐ける人に話してみるといいでしょう。

とはいえ、そんな人いないよっていう方もいると思います。

■一人でも弱音は吐ける

そんな時には、一人でできる方法を試してみましょう。

ノートなどに思いのたけを書き出してみるのです。

人に言えないような感情もすべて書き出すことで押さえつけていた感情を解放することができます。

更にとっておきの方法があります。

あなたの中のもう一人のあなたに話してみるのです。

あなたの中のもう一人のあなたは、だれよりもあなたの一番の味方なのです。

弱音を吐く自分自身をそのまま、受け入れてみましょう。

辛くなった時には我慢することはありません。

弱音を吐いていいのです。

そんな弱い自分も自分自身で認めることができるようになると、気持ちが楽になって、そんなに頑張らなくてもいいんだって思えるようになります。

すると、肩の力が抜け、こころに余裕ができます。

山積みのように思えていたいろいろなことが、客観的に見えるようになって、今日はこれだけやれば大丈夫に変わってくるかもしれません。 

そうは言っても、弱音なんて吐けないよっていう方、辛い気持ちを誰かに受け止めてもらいたいという方は、私と話してみませんか?