みなさん、こんにちは
魂がよろこぶ こころの自己治癒力を高めるカウンセラーの とみ です。
本日も読んでくださりありがとうございます。
今日は、ゲームをすることで得られる意外な効果についてお話ししてみます。
■ゲームは悪影響ばかりと思っていませんか?
「ゲームばかりしていないで勉強しなさい!」
お子さんがいる家庭では、毎日のように耳にする言葉かもしれません。
もしかすると、あなた自身がよく言われていたなんていう方もいらっしゃるかもしれませんね。
ゲームにハマって課金してとんでもない金額の請求を受けたなんて話も耳にします。
ゲームをするとバカになると言われたり、
悪影響ばかりといった研究論文も出ています。
でもね、最近では、ゲームをすることによって幸せホルモンが出て、ストレス解消になるという研究結果もあるのです。
■フロー状態では幸せホルモンが分泌される
幸せホルモンには以下の4つがあり、心身の健康や幸福感を向上させるために重要な役割を果たしています。
それぞれの効果を見ていきましょう。
エンドルフィン:高揚感・満足度・幸福感を高めます。笑いや音楽を楽しむことなどで促進されストレスの軽減や免疫力の向上にも寄与します。
オキシトシン:愛情を形成 心に安らぎをもたらします。ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを低下させる効果もあります。
ドーパミン:達成感・爽快感 集中力を引き出します。ゲームをして新しいレベルい到達したり、チャレンジに成功すると分泌されます。
セロトニン:精神を安定 不安・ストレスを和らげます。ゲームによってリラックスしたり楽しい時間を過ごすことでその分泌が促されます。
ゲームに深く集中して周りが見えなくなるほど没頭した状態になることがあります。
このような状態をフロー状態といい、感情や思考が生じにくくなります。
つまり、イライラや焦りなどが生じにくいので、日ごろから気になっていることをいったん忘れられるのです。
更にこのフロー状態が終わった後も、気分がよい状態が続きストレスが軽減されるのです。
フロー状態では、ドーパミン、オキシトシン、セロトニンの分泌が増えることが研究によりわかっています。
■ドーパミンに注意
でも、このドーパミン、欲求や快感も司っているのです。
毎日長時間ゲームをするとゲームをしたいという欲が押されられなくなることがあります。
ゲーム障害になり、引きこもりになったり、治療に長期間かかるなどの生活への支障が出ることもあるので、注意が必要です。
過ぎたるは猶及ばざるが如しですね。
これを避けるにはどんなゲームも1日30分程度にしておきましょう。
■ゲームをしているときに「やめなさい」は禁句
お子さんがゲームに夢中になっていると、つい、「いつまでやっているの?」「早くやめなさい」って言ってしまいませんか?
でも、ゲームをしている時に、やめなさいって言われるとストレスが増大してしまうのです。
それじゃ結局ずーっとゲームしちゃうことになる?
いえいえ、タイマーをかけるとか次の予定を入れておくとか、次のことに気持ちをシフトできる仕組み準備しておきましよう。
これ、お子さんにもきちんと説明して、自分でやめるように促すとお互いストレスが減ってwin winの状態になれますね。
■ゲームをうまく利用してストレス解消に役立てよう
適度に適切な方法でゲームをすることでストレスを解消し、毎日を気分よく過ごしましょう。
因みに幸せホルモンは、ゲーム以外でも楽しく活動できて、今日も頑張れたと思えるものであればなんでもいいのです。
ゲーム以外にもドーパミンが出やすい楽しみを見つけられるといいですね。
ゲームを始めるとなかなかやめられない、ゲーム依存から抜け出せない、という方は、一度お試しカウンセリングを受けてみませんか?