みなさん、こんにちは
魂がよろこぶ こころの自己治癒力を高めるカウンセラーの とみ です。
本日も読んでくださりありがとうございます。
今日は、アダルトチルドレンのみなさんがやりがちな、「当たり前のことに気づけず、スルーしてしまう」ことについて潜在意識と絡めてお話ししてみます。
■潜在意識と信頼関係を作る
潜在意識は、3歳の子のように無邪気で、日々私たちに色々なことを伝えようとしてくれています。
潜在意識が私たちに何を伝えようとしているのかを理解するためには、まずその声に耳を傾けることが必要です。
そのために必要なのは、潜在意識と仲良くなること。
自分自身と潜在意識との信頼関係が築けないことには始まりません。
潜在意識は3歳の子供のようと言いましたが、親子の関係でもいいし、先生と生徒の関係でもいい、飼い主とペットの関係でもいいんです。
まずは、しっくりくる関係性をイメージしてみてくださいね。
■声を聴く時に気を付けるべきこと
そして潜在意識の声を聴く時にも注意すべきことがあります。
それは、潜在意識の声を聴いた時にジャッジしないこと。
なぜなら、ジャッジしてしまうと潜在意識は、そっぽをむいてしまい話してくれなくなるからです。
潜在意識の声を聴いた時にはその声をそのまま伝え返してあげることが必要なのです。
■聴いたつもりになっていませんか?
しかし、ジャッジしないようにしているつもりでも、時にはその声を完全には受け入れられていないことがあります。
それは、私たちの顕在意識が聴いたつもりになってしまうことがあるからです。
聴いたつもりというのは、顕在意識(思考)が潜在意識の声を遮断してしまったり、瞬時に書き換えてしまったりするからです。
その結果、私たちはモヤモヤしたり、安心できなかったりすることがあるのです。
例えば、学校の役員になり、周りの人からどのように思われているか気になると話していた人がいました。
彼女は、自分自身の3歳の子に「周りの人が気になってもいろんな人がいるんだし、人は人だよね。」って話しかけていました。
実は、以前の私も同じことやっていました。
これって伝え返しになっていると思いますか?
「人は人だから気にすることはないよ」と優しく声をかけてあげているようにみえますが、 実は「気にすることはない」=「気にしているのはよくない」と気にしている3歳の子を受け入れていないことになるんです。
これだと、モヤモヤが消えず不安なままになってしまうんですね。
やることがたくさんあるけれど今日は疲れてできないという時に、 少しでも自分を褒めようと「疲れているからできないよね、ちゃんと休んで偉いね」って声をかけていた方もいました。
この方も、伝え返しているようですが、 本当は「色々やらなきゃいけない」って思っている3歳の子がいることを見過ごしてしまっているのです 。
「やらなきゃいけないって思っている3歳の子」を受け止めずに、「疲れてるからできなくても仕方ないよ」と伝えることは、「いろいろやらなきゃって思ってしまう」3歳の子の気持ちを無視して、「やらなきゃって思っちゃいけない」と否定しているようなものなのです。
こんな風に考えると、普段私たちは、友達や家族に相談された時などに、寄り添うつもりで、時には励ますつもりで、良かれと思って、言っている言葉が、実は相手の気持ちを無視していることが多いんだなって気付かされます。
ましてや自分自身に対してとなるともっと厳しく接してしまうことが多いのではないでしょうか。
■当たり前のことはスルーしてしまう?
私たちは、こうすべきとか、こうするのが当たり前ということが、幼い頃からの習慣で疑問も持たず、さらっとできてしまっていたりします。
すると、潜在意識が伝えてくれていることは、スルーして、その一歩先を考えて、それを伝え返してしまうことがあるんですね。
あまりにも当たり前のことには、なかなか気付けなかったりします。
■当たり前のことに気づくには
そこに気づくためには、普段の生活の中でふと閃いたこと、ふと気になったことをスルーしないで、
今、こんなこと思ったな とか、
今、これが気になったな って、
ただ受け入れることを意識してみましょう 。
そうすることで、一歩先に行かずに、わかりきっていると思っていることでも、そのまま伝え返してあげることができるようになります。
こんな風にして潜在意識と仲良くなれるといいですね。
伝え返しているのになぜか気持ちがすっきりしない、という時には、もしかしたら、あなたがあまりにも当たり前だと思ってスルーしている言葉があるのかもしれません。
その言葉の奥にもっと違う、あなたの本当の気持ちが隠れているのかもしれません。
些細な言葉にも気づいてあげると、潜在意識は無視されていないって思って、喜んでくれます。
こんな風にして、少しずつ潜在意識と仲良くなると毎日が穏やかで安心できるようになって行きます。
そして、何かに迷った時にとてもいいアイデアを届けてくれたりするかもしれませんよ。
そうは言っても、当たり前の事にはなかなか気づけないという方は、私といっしょに探してみませんか?