魂がよろこぶ こころの自己治癒力を高めるカウンセラーの とみ です。
本日も読んでくださりありがとうございます。

今日は、自己肯定感を高めるたった一つの方法をお伝えします。

自己肯定感を高めたいというクライアントさん、とても多いんです。
ということは、みなさん自己肯定感が低いと思っているってことですよね。

■自己肯定感が低いってどんな状態?

では、自己肯定感が低いってどんな状態でしょうか。

・完璧主義で、もっともっと頑張らなければいけないと頑張っている自分を認められない
・他人のために自分を犠牲にして、自分を大事にできない
・自分の感情をコントロールできずに自分だけでなく他人にも厳しく接してしまう
・人を頼ることができず、何でも抱え込んでしまう

こんな状態続けたいですか?

こんな風に客観的に見てみると、誰だってこの状態からは抜け出したいって思うでしょうが
普段の生活の中で、こんな風にしていること多くないですか?

改めて考えてみると、実際に自分が頑張っているときには、無意識に動いているため、こんなにも自分に鞭打っていることに気づけないことが多いんです。

■自己肯定感が低いのは

そもそも、なぜ自己肯定感が低くなってしまったのでしょうか。

それは、小さい頃から不安定な家庭環境で育ち、十分な愛情やサポートを受けられなかったり、感情を自由に表現できず、自分の気持ちを抑えて育ってきたためです。
自己否定や自己非難のパターンを身に着けてしまっている人もいます。

自分の気持ちを抑えてしまうということは、人の意見に素直に従ってしまうということです。

もし、自分の中にそれは違うって気持ちがあってもそれをなかったことにしてしまったり、我慢しておさえこんでしまったりすることになります。

そうなると、いつも、自分の意見を言えない、自分のことは受け入れてもらえない
こんな自分はダメなんだ!

という感じで、どんどん自信を無くしてしまいます。

先ほどの自己肯定感が低い状態をもう一度よく見てみると

・頑張っている自分を認められない
・自分を大事にできない
・自分に厳しく接してしまう
・何でもひとりで抱え込んでしまう
あまりにも自分を無視してかわいそうな状態になっていますよね。

小さい子が何かに挑戦できるのは、どんな時もお母さんが守ってくれるって感じられるからですよね

失敗してもお母さんの元に戻れば、ヨシヨシって抱きしめてもらえるし、うまくいかなかったことよりも、やってみたことを褒めてくれたりします。

でも、アダルトチルドレンの皆さんはそんな風にお母さんから抱きしめてもらえたという経験を持たない方がとても多いんです。

だから、自己肯定感も低くなってしまうんですね。

■自己肯定感を高めるとっておきの方法とは

だったらもうどうにもできない、って思ったそこのあなた!

そんなことはないんです。

とっておきの方法があるんです。

それは自分で自分を愛すること。

自分で、自分の中のもう一人の自分をしっかり受け止めて、よしよしして育ててあげること。

そんなことできるわけない?

嘘だと思ったら、ちょっとだけでも試してみてください。

不安なことや嫌なことがあったときに、自分の中の小さな自分が体験していることとして伝えてもらうんです。

その子が、不安だ〜と言っていたら、
「不安なんだね〜」って、
今日こんな嫌なことがあったんだって言ったら、
「そっかぁそんな嫌なことがあったんだね」
ってそのまま伝え返してあげてください。

やってみると、なんだかほんのちょっぴり気持ちが暖かくなったように感じるので不思議です。

■どんな自分も受け入れよう

人間はネガティブな感情がでてくると、ついその気持ちを否定しがちです。
自分の中の嫌な部分を見たくないからなんですよね。

でも、この嫌な部分も自分自身なんです。
ですから、「こんなこと考えちゃいけない」と思うことは、ネガティブな感情を持った自分自身を否定することになります。

ここで大事なのは、ネガティブな感情を持つ自分も受け入れてあげること


どうしてもそんなこと考える自分はダメって思ってしまう時には、
「そんな風に思ってしまうくらい苦しかったよね」とか、
「そう言いたくなるくらい辛かったよね」って言ってあげましょう。

こうすることで自分で自分を否定することなくしっかり受け入れることができるようになります。
つまり自分を愛することができるようになるのです。自分で自分を育てなおすイメージです。

これを続けていくと、少しずつ自分に自信が持てて、自分を否定しないようになっていきます。

気づくと自己肯定感も自然と高くなっていきますよ。

やってみたけれど、気づくと自分を否定してしまっているという方は、私といっしょに自分を受け入れる方法を考えてみませんか?