みなさん、こんにちは
魂がよろこぶ こころの自己治癒力を高めるカウンセラーの とみ です。
本日も読んでくださりありがとうございます。

「この人、私がいないとダメなのよ」って言って旦那さんやパートナーの世話を焼き続けている人、意外と多いですよね。

今日は、そんな方に、相手がいないとダメなのは、あなたの方かもしれないよっていうお話をしてみます。

■「私がいないとダメなのよ」って本当ですか?

誰しも、誰かを助けたい、支えたいという気持ちを持っているのではないでしょうか。

でも、「この人、私がいないとダメなのよ」って思っているあなた、それ、本当ですか?



「だってこの人、1人じゃ料理も洗濯もできないし、脱いだものはそのまま、いくら言っても片付けることもしないのよ。」

こんな声が返ってきそうです。

確かに普段の生活をみるとそう感じるのも無理ないのかもしれません。

■ひとりになった時、どう感じますか?

では、ちょっと視点を変えて、この人がいなかったら私はどうなるんだろう?って考えてみましょう。

「これもあれもやらなくていいから、自分の時間が取れるし良いことばかり」

まずはそんな答えが返ってくるのではないでしょうか。

それでは、いつもあなたが世話を焼いているその人がいない一日を朝起きてから夜寝るまでイメージしてみましょう。

わかりやすいように、旦那さんもお子さんもいない、あなたひとりだけ、時間を自由に使えるって考えてみましょう。

今日一日だけでなく、明日も、明後日もひとりの時間だったらどうでしょうか・・・

あれもできるしこれもできるってワクワクした気持ちしか浮かびませんか?

意外と、ひとりは寂しいなとか、私、人の世話することが生き甲斐なのかも、なんて思った方がいるかもしれませんね。

その人がいないことを想像すると不安になったり、世話をする人がいないことで自分には価値がないように感じたりすることはないでしょうか?

誰かを支えたり助けたりすることで満足感を得ていないでしょうか?

相手がいなくなる事で、生活が空っぽに感じられたり、

何をすれば良いかわからなくなり、目標や目的を見失ったり

相手がいないことで自分と向き合わざるを得ない状況に恐怖を感じることもあるかもしれません。

これって実は、あなたが旦那さんやパートナーに対して依存しているってことなのです。

旦那さんやパートナーが私に依存しているんじゃないの?って思ったかもしれませんね。

実は、そう思い込むことで自分の居場所を作ろうとしているのです。

HSPやアダルトチルドレンの方にはこのように、自分の価値を見出すために「相手には自分が必要だ」と思い込んでいる方が意外と多いのです。

ここまで読んでいただいて、お互いがいいなら問題ないんじゃないの?って思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

■過剰な世話焼きが招くもの

でもね、この関係を続けていくことで問題が起きるのです。

他人からの期待に応えたいと思ったり、期待を裏切りたくないという気持ちから自分を犠牲にしてまで尽くしてしまうことがあります。

尽くすことで自分の価値を見出しているので自分の限界を超えてしまったりするのです。

このような人は、実は「自分はそのままではダメなんだ」とか、「誰かの役に立っていなければいけないんだ」って思っているのです。

自分より他人の幸せを優先してしまう人

他人にいい人と思われたい人

過去に自分が辛い思いをしたために

相手には同じような思いをさせたくない

という気持ちが強く、他人の問題を自分が解決しなければいけないと思い込んでいる人もいます。


こんな風に思っている人は、相手の感情や行動に異常に反応して、

自分の感情に大きく影響してしまうので、常に不安やストレスを感じることになりかねません。

過剰な世話焼きや介入は時には、相手にとって重荷となることもあります。

例えば、パートナーが風邪をひいた時、あなたはどうしますか?

「私が看病しなければ!」と、寝食を忘れて尽くしてしまうかもしれません。

しかし、相手は本当にあなたに尽くしてほしいと思っているのでしょうか?

もしかしたら、一人でゆっくり休みたいと思っているかもしれません。

「こんなにやってあげてるのに・・・」

「そんなこと頼んだ覚えはない!」

なんて喧嘩になること、割りとよくに耳にしませんか?

このように、相手のためにと思ったことでも、やりすぎると相手との関係のバランスが崩れ、信頼関係が損なわれることもあるのです。

■興味のあることに目を向けてみよう

そうなる前に、今の自分自身の状態に気づき、意識的に行動を変える必要があります。

そのためには、自分の価値を自分の外に見出すのではなく、自分の内側に見つけることが大切です。

日々の小さな成功や自分ができることに目を向け、自分を肯定する習慣をつけましょう。

自分の好きなことや興味のあることに目を向けて自分自身の充実感を得ることも効果的です。

例えば、毎日15分、自分だけの時間を作る

好きな本を読む

音楽を聴く

など、心が安らぐことをしてみましょう。

小さな積み重ねが、自己肯定感を高めることに繋がるのです。

■誰の問題か考えてみよう

そして自分とパートナーとの関係において、この問題は誰の問題なのかを考えてみることもお勧めします。

「この人、私がいないとダメなのよ」、と言いながらあなたがやってあげていることは、だれの問題ですか?

これしてあげないとこの人が困る、というのであれば、それはその人の問題です。

あなたが相手の問題にまで介入してなんとかしようとしている状態なのです。

こんなことがありました。

長年夫の世話をしてきた女性の話です。

ある日、突然、夫から「もっと自分の時間を持ってほしい」と言われました。

最初は戸惑っていたのですが、夫の言葉に背中を押され、少しずつ自分だけの時間を増やしていったところ、意外にも、夫との関係が以前よりも良好になったそうです。

■よりよい人生のために一歩踏み出してみよう

こんな風に自分自身を大切にすることは、決してわがままではありません。

いつもの習慣をそのまま続けるのではなく、

パートナーとの関係をちょっと俯瞰してみることで、

あなたご自身が大変な思いをすることなく、パートナーとよりよい関係が築けるようになります。


あなたの人生をより豊かにするための第一歩を踏み出してみませんか。

そんなこと言われても、自分のために時間を使うってどうしたらよいかわからない、という方は、お試しカウンセリングを受けてみませんか?